年金受給額が減額になる3つの理由

若いころから、コツコツと納めていた年金。どうせ受け取るなら満額受け取りたいと思いますよね。でも、年金受給額が減額になる事もあるんです。もちろん理由があっての減額です。

まだ年金を納めている人は将来、年金の受給額が減額にならないように、もうすぐ年金が受給になる人も気をつけないと減額になります。

年金が受給額が減額になる理由についてご紹介しましょう。

未納がある

まず、一番基本中の基本はこれ、未納です。会社員で、厚生年金に加入していた方であれば未納ということはないですが、そもそも自営業でしたり、アルバイトやパート時期があったりなどの理由で国民年金保険料を納めていないと、年金の受給金額が減額になってしまいます。

よくある事例をご紹介しましょう。

学生

二十歳を超えれば、納付しなければいけない国民年金保険料です。それが学生であっても納付義務があります。ですが、申請をすれば学生の期間は年金を納めなくてもよい。という制度もあるんですが、これを申請していたり、申請を忘れてた場合にも年金の減額が考えられます。

どーいうことかと言いますと、20歳を超えた場合国民年金保険料を支払わなければいけませんが、『学生納付特例制度』というものを申請すれば年金を学生の間は年金を納めなくてもOKになります。

ですが、この学生納付特例制度を利用し、社会人になった後に納付をしないと将来受け取れる老齢年金が減額になってしまいます。減額になる受給金額の計算方法については、わーぉ!国民年金って、いくらもらえるか発表します!が参考になると思います。

また、学生納付特例制度を申請しないと学生の期間も国民年金保険料の徴収がきて、払えないと未納になってしまい同じく、将来の年金受給額が減額になってしまいます。

学生の時に、学生納付特例制度の申請を行って、その後国民年金保険料を支払っていない方は10年間までなら、後から追って納付することも可能です。少しでも多く年金を受け取る為に、余裕のある方は納めましょう。

転職

つづいての、よくある事例としは転職です。最近は転職するのが当たり前の時代になってきてますので、心当たりがある方は要注意です。

会社を移る期間に、時間があるとその間、国民年金保険に切り替わります。請求が来た頃には、次の会社に移って厚生年金保険料を納めているため、納付書や徴収の手紙がきても『もう厚生年金払っているし』と思って、無視してしまいがちです。

年金ネットを利用すれば自宅で年金の納付状況も確認できますので、心配な方は一度確認をしてみましょう。減額は悲しいですからね。

 

結婚

これもありがちなんですが、結婚を機に配偶者の扶養に入って、国民年金保険料を納めなくなるパターンです。しっかりと、いつから切り替わるのかを配偶者の会社の方に確認をとり、納付漏れがないようにしましょう。また、納付漏れがあった場合は、すみやかに納めることで、減額は免れますのでご安心ください。

働いている

60歳で完全に定年退職という人はかなり少なくなってきてますので、該当する方も多いでしょう。現在、年金は65歳から受け取れますが、会社に勤めている方は、70歳までは年金を受け取りながら、厚生年金を支払うという『在職老齢年金』というものに該当します。

以前『働くほど損に!年金受給額が減額になる所得っていくらなの?』に書きましたが、一定の年収を超えてくると、年金受給額が減額になってしまいます。働けば、働くほど少なくなりますので、年金収入と労働収入のどちらがお得か計算して働きましょうね。この年齢になると、金額だけではなくなると思いますが。

65歳を過ぎても働く予定の人はご注意下さいね。『働くほど損に!年金受給額が減額になる所得っていくらなの?』に、お得に受取る方法も書いてありますので、ご参考にしてください。

早く受取る

通常、年金の受け取り年齢は今のところ、65歳です。ですが、中には60歳から受け取りたい。という方もいるので、そんな方向けにある制度として、年金の繰上げ受給という制度があります。

繰上げという字なので、何となく65歳よりも上という風に私は受取ってしまいがちなのですが、早く受け取るという意味の繰上げ受給です。これを利用すれば、60歳から年金を受け取る事が可能ですが、その分年金の受給金額が減額になってしまいます。

減額の割合は、繰り上げる月数×0.5%で計算されますので、最大30%受給金額が減額になります。どーでしょうか?

以前、テレビ番組でも放送されていましたが、60歳から受け取る場合と、65歳から受け取る場合どちらが総額が多いか?知りたくなっちゃいますよね。

60歳から受け取った場合、1が月あたりの年金の金額は30%減額になりますが、総額は81歳までは繰上げ受給者の方が多く受け取れます。81歳以降は、65歳から受け取った方の方が多くなるという仕組みです。

日本人の平均寿命が男性80歳、女性が86歳だとすると、早く受け取ってしまった方が良いと私は思います。年老いてから、沢山もらっても使いみちもなさそうですしね。

早く受け取ると、年金の受給額が減額になる仕組みは繰上げ受給という制度でした。

まとめ

年金の受給金額が減額になる理由いかがでしたか?いくつ該当してましたか?

年金の受取り金額が減額になるには、しっかりと理由があり、闇雲に減額になるというわけではありません。どんな理由で減額になるのかを知って、少しでも多く年金を受け取れるようにしたいですよね。

ただし、制度上の変更で、年金の受給金額が減額になるのは、私たちの配慮ではどうしようもありません。物価の上下で多少調整はされてますし、今後年金の受取り金額が増えるということは考えにくいでしょう。

年金だけに頼らずに、老後もお金が入る仕組みを構築しておきたいものですね。

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