意味ある?国民年金保険を10年払えば、年金がもらえるって言うけど

年金の受給資格が10年になって年金を受け取る事ができる人が増えると言って、2017年の8月から変更になった年金制度。10年支払えばいくらくらいもらえるかって知ってますか?

今までは納めてももらえないからといって、国民年金保険料を支払っていなかった人も、これを読んで考えなおしてくださいね。と言っても、2018年より強制徴収に力を入れるようですから、これまでのように未納は難しいかもしれません。それに、10年の支払いでも以外に馬鹿にできませんし、10年以上納めていた人はもっとです。さっそく確認してみましょう。

10年払えば

まずは、10年国民年金を支払ってした場合の年金受取金額を計算してみましょう。

平成29年4月からの年金支給額はMAXで779,300円になります。ちなみに、MAXとは40年(480か月)1度も未納がない場合になります。これをベースに計算していきます。

779,300円 × 120か月/480か月 =194,825円/年になります。ひとつきにすると、16235円ですね。

平成29年度の国民年金保険料が1か月16,490円ですから、ほぼ毎月納めた金額が戻ってくることになります。10年納めて、同じ金額が毎月戻ってくると、10年で納めた金額以上を受け取る事ができるんですね。

65歳から受け取ったとして、10年間で75歳。男性の平均寿命が80歳、女性が86歳ですから、男性の場合でも平均だとしても、5年間は納めた金額よりも多くなる計算になります。女性の場合は、もっとですね。

20年払えば

では、次に20年払った場合はどうでしょうか?

計算方法は、10年の場合と同じですので、

779,300円 × 240か月/480か月 =389,650円/年になります。ひと月32,470円ですね。

65歳から年金を受け取って、男性の平均寿命の80歳まで生きたとすると5,844,750円になります。大きな金額ですね。納めていた国民年金保険料によっても多少違うでしょうが、20年で3,957,600円納めていて、平均まで生きたとすると約190万円得する計算になります。

どうでしょうか?少ないですか?

お得に受取る

ここまでは、普通に65歳から年金を受け取った場合の計算でしたが、さらにお得に受取る方法をご紹介しましょう。

繰下げ受給

繰下げ受給(くりさげじゅきゅう)ってご存知ですか?別に難しい制度ではなく、年金の受取り年齢を最長70歳からにすることで、その分増額して支給しますよという制度です。

どれくらい増額されるかといいますと、65歳で年金を受け取る時と比べると、最大42%も増額になります!これは、大きいですよね。1万円なら、1万4200円です。

国民年金保険料を10年払えば、70歳から年金を受け取る場合には、年間276,651円になります。ひと月23,054円になりますので、65歳の時と比べて1か月あたり6,819円多くなります。

計算してみると、81歳くらいから繰下げ受給の方が受け取り金額が大きくなります。81歳よりも長く生きそうな人は繰下げ受給がいいのかもしれません。

後納する

すでに年金を受け取るために必要な期間(10年間)に達していない人はもちろんですが、10年間はギリギリ確保できるけどもう少し納めてお得に受取りたいという方は、平成30年9月までであれば年金の未納で時効になってしまった分も後納できます。つまり、納める年金保険料が多くなるので、将来受け取る年金も多くなるというわけです。

最高で5年まで、後納できるようなのでぜひこの機会に納めてくださいね。

まとめ

国民年金保険料を10年支払っても意味がない。と巷では言われていますが、そんなことはない。というのがわかりましたね。満額と比べると少ないのは間違いないですが、0円と比べると雲泥の差です。

年金の受け取りを遅らせる繰下げ受給や、すでに時効の分を納める後納制度も上手に利用して、将来できるだけお得に年金を受け取れるようにしたいですね。とりあえず10年払えば年金を受け取る事が可能です。

また何かお得な制度がみつかったらシェアしたと思います。

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