個人年金の種類は3種類何が違うの?

将来が不安という理由で、国が運営するいわゆる年金の他にプラスαの収入を作る為に個人年金を考えている人も多いでしょう。でも、一言で個人年金って言っても実は3種類あるんです。

保険に詳しい方以外はあまり知らないですよね。

と、言うことで今回は個人年金の種類についてご紹介しようと思います。

 

 個人年金は3種類

個人年金は、3種類ありまして「確定年金」「終身年金」「夫婦年金」大きくわけると、この3種類です。順番に何が違うのか見ていきましょう。

確定年金

まず一つ目は、確定年金です。今話題の確定拠出年金とは違いますのでご注意下さい。

確定拠出年金は、受取年齢が60歳以降しか基本的には選択できないが、個人年金は55歳からと受け取れる年齢が早い場合が多い。

確定年金は、一定の期間のみ年金が支払われる個人年金です。期間は入る個人年金保険によっても変わってきますが5年・10年15年・20年が一般的です。また、万が一本人が死亡してしまった場合は遺族に支給される仕組みになっています。

公的年金の受取り年齢がどんどん上になってきていますので、それまでのつなぎとして加入される方も多いようです。ですが、30歳を超えてからの加入は返戻率があまり高くない場合が多いので、そこは加入前に確認致しましょう。

ですが、一部の保険会社さんでは50歳から60歳から加入しても返戻率が高い商品も出てきてます。人生100年時代を見据えた個人年金保険の商品が今後増えていくかもしれませんね。

 

終身年金

続いては、終身年金。読んで字のごとく、こちらの保険は死亡するまで貰い続けることができるタイプの保険です。長寿大国日本では、長生きする可能性が高いことから終身タイプの個人年金保険を扱っている所は少ないです。

受取り自体は、60歳からもらえるものが多く、10年間以内に死亡した場合は残りの期間を遺族に支給する保証付きの終身年金保険が多いです。

実際、シュミレーションをしてみると90歳まで生きないと元が取れないケースもあります。一生涯貰えるからお得と思ってても損をする場合がありますので、要注意です。保険料も高いのでそこも検討する際のポイントです。

 

夫婦年金

最後に夫婦年金です。夫婦年金は二人が加入者になるのが条件で、一般的には確定年金又は終身年金の加入者が途中から夫婦年金に切り替えます。そこの保険会社に夫婦年金があるというのが条件になりますので、個人年金の加入者は確認しておきましょう。

夫婦年金は、夫婦どちらかが生きていれば受取れる年金になっています。もちろん、お二人とも生きていても受取れます。

二人でバラバラに、確定年金又は終身年金に加入されている場合には夫婦年金に切り替えることで保険料が安くなる可能性が大きいです。受け取れる金額に関しては、一般的にはどちらかが死亡した場合には減額になる年金が多いです。

また、二人とも死亡した場合は一定期間のみ遺族の方が受け取れるようになっている商品が多い。そのあたりも確認しておきましょう。

個人年金の注意ポイント!

昨今、国外の金利が高い通貨を利用した個人年金の商品が多く出回っています。どういうことかと言いますと、ある一定の期間金利の高い通貨で保険料を一括で納めて、積立期間が終了したら円に戻して増えた分を還元するというような商品です。

金利が高いのは事実ですが、怖いのは円高になってしまうことです。もともと円高のタイミングで積み立てた場合は損をする可能性が少ないですが、円安の状態で何百万円もドルやユーロ、豪ドルなどの外貨に替えてしまうと例え金利が高いとしても為替の変動の方が大きければ意味がありません。

もちろん、為替の変動は読めませんので、そこの保証は一切ないのです。それが問題になり、トラブルが続出しているというのが、外貨建ての個人年金の仕組みです。

おいしい話しは仕組みをある程度理解し、リスクもあるというのを知って加入するのをおすすめします。

確定拠出年金とは違うの?

個人年金と個人型確定拠出年金を同じものだと思っている方も多いようですが別物になります。

個人年金は基本運用は保険会社任せです。ですので、返戻率は保険会社によって定められてますので、契約後インフレなどによって金利などが上がっても、返戻率は上がりません。逆に言うと、給付金額が決まってますので安心感はあります。

確定拠出年金は、運用は個人になってます。ですので、途中インフレになればそれに合わせて運用益も大きくなります。また、リスクを考えて、分散して運用することも可能になっています。ですが、運用の方法によっては目減りしてしまう可能性もあります。

税制上は?

税制上は、確定拠出年金の方が優遇されています。

個人年金保険の場合は、所得税:最大4万円、住民税:最大2.8万円となっていますが、個人型確定拠出年金は最大27.6万円の所得控除がありますので、課税所得が400万円の方の場合、約8万4千円も控除が受けられます。さらに、個人事業主であればもっとです。

個人年金保険の方が、わかりやすい税制なのでお得感が得やすいというのが特徴でしょうか。

何がおすすめ?

個人年金保険でおすすめなのは、やはり確定年金でしょう。昨今、公的年金の受給開始をさらに引き上げる話も出ているくらいです。定年の年齢も上がってはいるようですが、職業上続けるのが難しい職種もあるでしょう。特に重労働系は難しそうです。

そうなった場合、仮に60歳から70歳(今後の公的年金の引き上げを予想して)までのつなぎを個人年金で賄うようにするのがおすすめです。

あなたの会社がどのような体制なのかを今一度考えて、入れる時に個人年金保険に入っておきましょう。もちろん、死亡保障などもついているのも多いですが、家族のいない人の場合は死亡保障がなく安い商品もあります。

ご自身の状況に合わせて、受取れる金額や期間だけではなく総合的に判断すると良いでしょう。

まとめ

人生100年時代になると言われていますが、肝心の収入がなければ生活をしていくことができません。国にだけ頼っていても、不安が残るのは言うまでもないでしょう。かと言って、国に文句を言っても声が反映されるまではかなりの時間が必要です。

自分以外の力に頼るのではなく、自分自身で生活できるくらいの収入を確保する準備をしておくのが一番賢いのかもしれません。

  • 確定年金
  • 終身年金
  • 夫婦年金

あなたの人生に一番合いそうなプランを今のうちから計画してコツコツと積み立てていくことをおすすめいたします。

おすすめの関連記事はこちら