iDeCoや(積立)NISAの違いとは?どんな制度なの?併用や使い分けが知りたい

最近よく目にしたり、聞くことが多いiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)って一体どんな制度なのか知ってますか?

はじめは、ぼくも何となく節税効果がある制度というくらいしか知識がなかったのですが。金融系の本を読んだり、老後のことを考えてネットサーフィンしていると必ずと言っていいほど、iDeCoとNISAという言葉にぶつかりいろいろと学んでみました。自分の将来も考えつつ、iDeCoとNISAについて学んだことをシェアしたいと思います。これからも学び続けるので、内容はブラッシュアップしていくつもりです。

 

そもそもどんな制度なの?

  • NISA
  • 積立NISA
  • iDeCo

これら、すべて『非課税制度』の呼び名でそれぞれ非課税になる年間の投資・運用金額や投資・運用対象、資金の引き出し可否などに違いがあります。

最近、政府が力をいれて取り組んでいる制度なので、よく目にする機会があるのです。税金や金融の話は、むずかしい言葉がどうしても多くなってしまいますが、簡単に言うと『みんなに投資や運用をして欲しいから、その分税金を取りませんよ』というような制度です。

 

なんで、政府は投資して欲しいの?

毎年、日本銀行が日本と欧米の個人の金融資産構成をまとめているのご存知でしょうか?そのデータを見てみると、日本だけがあきらかに現金・貯金が多く欧米と比べ株式や債券、投資信託で資産を持っている人が少ないというのがわかります。

日本は、現金・貯金が50%を占めているのに対してアメリカは13%しか貯金していません。あとは、保険や株式、投資信託で資産を保有しているのです。日本は、投資に対してはまだまだこれからって感じですね。ちなみに保険って言っても、生命保険というよりも資産運用系の保険ですね。ぼくも入ってますので、参考にしたい人はこの記事を読んでみて下さい。

参考記事:ドル建て保険はメットライフで決まりな理由

政府としては、現金や貯金だけではお金が循環しませんので、株式や投資信託などにまわしてお金が循環する社会をつくりたいというのが狙いです。あなたが投資したお金で、より良いサービスが提供され、それが還元されるという、ぐるぐると循環するイメージです。貯金しているよりもずっと社会貢献もできます。

そこで、考えられた制度がNISA・積立NISA・iDeCoというわけなのです。それでは、それぞれどんな非課税制度なのかをみていきましょう。

 

NISA ニーサ

  • 非課税枠は1年ごと
  • 毎年120万円まで投資可能(翌年への繰越しは不可)
  • 非課税投資投資金額は600万円まで
  • 1人1口座
  • 所得控除にはならない
  • 運用は最長5年(ただし、継続保有は可能)
  • 途中換金可能
  • 株式・投資信託など(商品の指定はない)
  • 積立NISAと併用は不可

まずは、NISA(ニーサ)です。NISAは2014年1月からはじまった『少額投資非課税制度』というもので、英語表記でNippon Individual Saving Accountの略称になっています。

どういう制度かといいますと、個人投資家を対象にした非課税制度でして、通常投資で得た利益には20%の税金がかかってきますが、NISAは年間投資金額120万円までの範囲内で、購入した金融商品で得た利益は非課税にしますよ。という制度です。

株式や債券、投資信託をスタートすればあなたも立派な個人投資家になります。

利用するには、1人1口座と決まっておりNISA専用の口座を開設しそこでの取引が対象になってきます。非課税枠を1人で大量に取得されると困りますので当然ですね。NISA専用口座以外の口座では非課税対象から外れてしまいますのでご注意ください。ぼくのおすすめ口座開設先は、ポイント投資もできる楽天証券一択です。

NISAの非課税期間は基本的には5年間ですが、そのまま保有していたい場合は翌年の非課税枠を利用することでさらに5年延長することも可能です。通称ロールオーバーと呼ばれております。しかも、ロールオーバーできる金額の上限が撤廃されましたので、所有している銘柄によって出口戦略を練れるようになったのです。ちょっと難しい話しになってきましたよね。

どういうことかと言いますと例えば、5年前に投資した120万円が、5年後に200万円になっていたとしましょう。

この場合は、今までは120万円はまたNISA口座へ、残りの80万円は通常の口座又は売却という選択でした。なので、80万円を通常の口座へ移行して保有していた場合で100万円に増えたら、20万円の利益に税金がかかってきてしまいますが、ロールオーバー枠の上限が撤廃されたことで、200万円すべてNISA口座へ移行できようになったので納める税金が少なくなるということになります。

また、投資というのは基本的に元本が大きいほど利益が多くなるので、それに課税されないっていうのは単純に良いですね。

が、これはあくまで上昇した場合のお話です。銘柄によっては手放す時期などもありますから、そこはあなたの戦略次第ってことになっちゃいますね。

NISA運用する際にご注意いただきたいのは、例えば1年目に120万円分株を購入して30万円分売ったとしましょう。もちろん、そこでの利益に課税はされません。その後、同じ年に30万円分新たに購入したとしても、非課税の対象にはなりません。あくまで、年間120万円分になります。短期トレードでの利用には向いてませんのでご注意を。

NISAは投資で得た利益を非課税すれば、投資に興味を持ってくれる人が増えるだろうという考えもありスタートしたわけなのです。

 

積立NISA つみたてニーサ

  • 非課税枠は1年ごと
  • 毎年40万円まで投資可能(翌年への繰越しは不可)
  • 非課税投資可能金額は800万円まで
  • 1人1口座
  • 所得控除にはならない
  • 運用は最長20年(2037年まで)※2037年に投資した場合は、2057年まで運用可能になります。
  • 途中換金可能
  • 投資信託などで長期投資に適したと指定されている商品のみ
  • NISAと併用は不可

続いては、積立NISAです。これは、2018年1月からスタートしており比較的新しい制度になります。NISAの積立版というような位置づけで、最長20年間利用できる非課税制度です。NISAの場合は、5年という非課税枠でしたが積立NISAは最長20年の非課税枠が与えられます。

ただし、年間の非課税枠は40万円とNISAよりも少なくなっております。具体的に計算をしてみましょう。

40万円 × 20年 = 800万円が非課税の優遇を受けながら投資することができるようになってます。 NISAが600万円ですので、非課税枠としてはつみたてNISAの方が多い事になります。

つみたてNISAは長期投資を目的としている制度なので、投資商品も決まっております。基本的にはバランス型という商品になり、市場に合わせて上下はするものの、長期的にみると市場の価格は上昇しているので長期投資に向いてるものです。

初心者の方なんかは安心してはじめられる投資となるでしょう。

 

iDeCo イデコ

  • 非課税枠は月ごと 1万2千円から8万6千円
  • 職業などにより非課税枠が異なる
  • 1人1口座
  • 所得控除の対象になる
  • 運用は60歳まで(延長も可能)
  • 途中換金不可能
  • 定期預金、投資信託、保険など

最後に、iDeCo(イデコ)です。iDeCoは個人型年金の呼び名で自営業や会社員、公務員の方が入れる年金制度です。個人で毎月お金を出して、60歳まで運用して資金を受け取れるという仕組みの制度です。いわゆる年金に加算されるイメージと言った方が伝わりやすいかもしれませんね。

もし、老後資金の為に運用をはじめようとしているのであればiDeCoをぼくはおすすめします。NISAやつみたてNISAはあくまで投資について非課税でしたがiDeCoは定期預金や保険など元本保証のある商品もありますので老後資金を確実に貯めることができるからです。

仮に、30歳から月に2万3千円iDeCoで運用をすると、800万円を超える金額になりますし、その間所得税や住民税も控除になります。年収にもよりますが、控えめに計算して年間5万円減税されるとすると150万円税金が戻ってくる計算になります。さらに運用益がプラスになる場合もありますので、貯金をするならiDeCoを行いましょう。

iDeCoもNISAと同じように金融機関で専用口座を開設しそこで運用を行っていきます。ぼくのおすすめはもちろん、楽天証券です。笑

 

何がおすすめ?

ここまで、NISAや積立NISA、iDeCoについてご紹介をしましたが、やっぱり気になるのは自分には何が合っているのか?ってことですよね。なんで資産を運用したいのかによって、方法はそれぞれ違ってきますので、何パターンかご紹介しましょう。

老後資金を増やしたい派

老後資金を増やしたい派のあなたは、まずはiDeCo一択です。

ぼくも老後資金を増やさないとなぁ。なんて思って色々探してたどりついたのがiDeCoです。安定思考の人は、定期預金や保険型、少しでも増やしたい人は投資信託も選べるので投資しつつ、税金も抑えつつ、老後資金を貯められるというのがiDeCoです。

もちろん、運用結果によっては資産が減ってしまう恐れもありますので、運用方法はよく考えて行わなければなりません。ぼくは、投資信託のバランス型商品を選んでコツコツやっております。長い目でみれば上がってますので多少の上下は気にしません。

 

子供の学費などに使いたいので増やしたい派

子供が生まれたのをきっかけに。なんてことで、投資を考えるあなたには積立NISAがおすすめです。

子供が生まれて、まとまったお金がかかるまでは10数年あります。それまでに、コツコツと投資をして資産を増やしたいし、必要になった時はいつでも現金にできるようにしておきたい。という方には積立NISAがいいでしょう。

使わなければ、そのまま運用していてもいいので将来の為にすることも可能です。

 

アクティブに資産運用したい派

株式を勉強してアクティブに資産を運用したい派の人は、NISAでしょう。

他の制度と違い株式も非課税対象になってますので、ガンガン攻めたい人向けです。また、運用が上手になってくれば、年間120万円の投資枠で大きな節税を産みだしてくれる可能性もありますしね。

ただし、デメリットとしては投資ですので資産が減ってしまう可能性もあります。増えた場合に税金を取りませんよ。という制度です。減りませんというわけではありませんから十分に気をつけましょう。

 

どこで口座開設ができるの?

NISA、積立NSIA,iDeCoを利用するには専用口座が必要になります。その口座ってどこで開設ができるのでしょうか?という疑問にお答え致しましょう。

NISAもiDeCoも扱っているのは、金融機関になっております。一般的には銀行・信託銀行・証券会社でしょう。

手数料が安い方がいいので、おすすめはネット証券やネットバンク系です。月々数百円でも、数十年となると大きな金額になりますので検討が必要です。

また、口座管理手数料が無料の金融機関の方がいろいろな商品を扱っていることが多いです。理由はわかりませんが。口座管理手数料が無料の金融機関を絞って検討してみるのもいいですね。

ぼくのおすすめは、もちろん楽天証券です。手数料も無料ですし商品も豊富なので、あまり詳しくない人は楽天証券にしておけば間違いはありません。

 

まとめ

NISA,積立NISA,iDeCoのお話はいかがでしたか?金融系ってどうしても、難しい話しになってしまって頭に入りにくいことがいいですよね。ですが、大切な資産のお話ですので納得がいくまで何度も読み返してください。損してから勉強しては遅いのです。

楽天証券の口座開設は、『楽天証券はポイント投資が可能、しかも、やり方が簡単だってさ!』でも紹介してますのでご参考にしてみてください。具体的な運用方法や商品選定なども今後ご紹介していきますので一緒に資産を増やしていきましょう。

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