FXの確定申告は損失した時ほど大切な理由とはなぜなのか?

FXで確定申告が必要な場合って、なんとなく儲かっている時というイメージありませんか?もちろん、間違っているわけではないですよ。

でも、FXの確定申告は損失を出している時にも必要というか、申請しておいた方がいいってご存知でしたか?というのも、損失を出した年に確定申告をしておくと、3年間損失額を繰り越すことができるんです。

そうすることで、年単位で考えた時に、税金を納める額が変ってきます。結果、手元に残る利益額が多くなるんですね。

そう考えると、損失した時に確定申告をしない手はないと思いませんか?ってことで、今回は『FXの確定申告は損失したときほど大切』な理由と確定申告できる対象者をご紹介しましょう。

損失を繰越しできるとは

9割は負けると言われているFX。年間を通して、損失額の方が大きい人も多いでしょう。来年こそは、大きく利益を出すぞ!なんて意気込んじゃいますよね。

でも、来年利益を出せば、利益額に応じて税金を納めなければいけません。ご参考までに、FXで稼いだ利益ではなく、そこから経費を引いて残った利益に税金がかかります。詳しくは『FXの確定申告は経費でかなり差が出る事がわかりました!』をご覧ください。

1年目は損失が多くて税金は不要、2年目は利益が出たので税金を納める必要が出てくる。こうなった場合、1年目の損失の穴を埋めるには、2年目により利益を残さなければなりません。

例えば、1年目500万円の損失で、2年目に300万円の利益が出たとしましょう。

2年間のトータルでは、まだ損失の方が大きくマイナス200万円ということになりますが、2年目は利益が出ているので税金を納めなければいけない。というのが、税金の考え方の基本ですよね。

ですが、FXでは確定申告をしていれば3年まで損失を繰越してもいいよ。という『繰越控除』というものが受けられるんです。

さきほどの、例でもう一度いきましょう。1年目500万円の損失、2年目は300万円の利益、3年目200万円の利益というような場合は、どーでしょうか?

繰越控除が無い場合は、2年目、3年目は20.315%という税率で税金を納めなければなりません。計算上、経費なく、全部利益だとした場合、2、3年目合計で約101万円も納税しなければいけません。3年間のトータル利益が税金まで含めると、マイナスになってしまうんです。

ですが、繰越控除を利用することで、約101万円の税金は納めなくてもよくなります。そうすると、3年間のトータルは、0円にすることができるんです。

101万円の差は、大きいですよね。これを投資にまわせると考えると、かなりの差が出ます。

繰越控除を受けるには

FXの確定申告で損失を申請するには、通常の確定申告期間に税務署に申請をしなければなりません。また、繰越控除が受けられる、受けられないも漏れなく確認してくださいね。確認申請書類を作ったのに、繰越控除が受けられないとなると、FXの損失に加えて、時間も損失してしまいます。

1.利用している口座を確認

現在利用している、口座が『国内』『海外』によって、損失の繰越ができる、できないが違います。これは、納める税金の種類が違う為、適用になる・ならないが変わるんですね。

  • 国内FX業者を利用の場合は、申告分離課税という方式で、ざっくり伝えると他の収入と切り離して税金が科せられます。ちなみに税率は20%です。(2037年までは、復興特別税が加算され20.315%になってます。)
  • 海外FX業者を利用の場合は、総合課税という方式で、FX以外の所得とあわせて課税されます。ですので、FXで損失していても、他の事業や、副業、給料を含めプラスになれば、課税対象になるんですね。税率は、国内FX業者の場合とちがい、利益が多いほど、課税される仕組みになってます。

ここがポイントなんですが、国内FX業者を利用している場合は、FXの損失を確定申告で申請すれば繰越控除対象になりますが、海外FX業者を利用している場合は、FXの損失を確定申告しても繰越控除対象外なんです。

国内FX業者を利用していて、FXで損失した方は、確定申告対象になります。

2.最終の利益額を確認

FXの確定申告には、経費を含めることができます。FX単体の利益が、そんなにない。または、少し損失という場合でも経費を含めることで、繰越控除が受けられたり、対象になったりする可能性もあるので、最終利益を確認してみましょう。

経費の対象については、『FXの確定申告は経費でかなり差が出る事がわかりました!』で確認してほしいです。

3.準備する物

準備物については、国税庁のホームページ、ご利用のFX業者ホームページよりダウンロードしましょう。記入例もあるものが多くわかりやすいので、一度みてみましょう。

国税庁ホームページより準備できる書類

ヒロセ通商さんが、とてもわかりやすく記入例をつくってくれてますので、ご参考にしてみてください。

利用しているFX業者より準備する書類

  • 取引報告書

確定申告に必要な書類なので、どこの業者も簡単にダウンロードできるようになってきてます。取引画面などを探してみて、わからない場合は、問合せしてみましょう。慌てないように、余裕をもって行動しましょうね。

ご自身で準備する書類

  • 源泉徴収票(会社員など、源泉徴収がある方のみ)

その他の方は、確定申告するようになりますので、会社員の方は年末又は年始に会社より配られる、源泉徴収票を準備しましょう。(源泉徴収票は、1年間の収入や引かれた税金などが1枚にまとまっている書類のことです。)

4.どうしてもわからない場合は

どうしてもわからない場合は、遠慮せずに管轄の税務署に聞きましょう。なんとなく、怖いイメージですが、とても親切に教えてくれます。確定申告時期は、大変混み合いますので申請時期よりも前に動くとスムーズかもしれませんね。

損失を確定申告しなくても大丈夫?

確実に、損失ならば確定申告をしなくても問題はないでしょう。ただし、これからもFXトレードをしていくのであれば、確定申告することを強くおすすめします。

今年は損失でも、来年、再来年に大きく利益を出したときに、手元に残るお金が変ってきます。投資の基本は、資産を減らさないようにする。というのが基本なので、例え、税金でも少なくする努力を忘れないようにしましょう。

近年、投資家たちが海外に拠点を移しているのも、日本国内の税金が高すぎる為です。税金のかからない国にいけば、利益が全部残るので、翌年の投資元本も多くなり運用に大変有利になるからなんでね。

FXで損失したが、確定申告を忘れてしまった場合は、『確定申告は過去分も申請出来るって本当なの?』を読んでみてください。過去5年まで、さかのぼって申請が可能になります。

まとめ

FXの確定申告は損失した年ほど、大切な理由がご理解いただけたら、幸いです。しつこいようですが、投資の基本は自分の大切な資産を守ることです。ギャンブルをやってるわけではないので、リスクを出来るだけ排除し、減らさない努力を行うことをこころがけたいですね。

また、何年も損失を続けてだしている人は、余計なことかもしれませんが、何かが間違っている可能性があります。資産をすべて失う前に、トレードスタイルを見直しましょう。ぼくは、見直した結果、半分ツールに頼るスタイルにしたら利益を残せるようになりましたよ。

  • 繰越控除対象か?
  • 損失額は経費も含めているか?
  • 準備物は早めに準備

このポイントを確認して、FXで損失した時も、忘れずに確定申告を申請するようにいたしましょうね!

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