【まとめ】年金受給額の平均っていくら?夫婦でも違うの?

普段何気に納めている年金の保険料ですが、現在の年金の平均受給金額ってご存知でしょうか?

年金とひとことで言っても、65歳から受け取れる『老齢年金』、障害を負った時に受取れる『障害年金』、生計を共にしていた方が亡くなった場合に受給できる『遺族年金』というものがあります。

それぞれ、毎年微妙に受取れる金額が変っていますので、順番にご紹介いたしましょう。

老齢年金

年金といえば、思い浮かぶのがこれでしょう。現在は、65歳から受給できる年金です。この老齢年金にもいくつか種類があり、

  • 国民年金保険に加入していた方が受け取れる、『老齢基礎年金』
  • 厚生年金、共済年金に加入していた方が受け取れる『老齢厚生年金』

がありますので、それぞれの平均をご紹介します。

老齢基礎年金の平均

まずは、国民年金保険に加入していた方が受け取れる老齢基礎年金の平均から確認してみましょう。いろいろなデータがありますが、今回は厚生労働省が発表してる資料をもとにご紹介しましょう。

  • 平成24年度・・・54,856円
  • 平成25年度・・・54,622円
  • 平成26年度・・・54,497円
  • 平成27年度・・・55,244円
  • 平成28年度・・・55,464円

になります。どうでしょうか?予想よりも多いですか、少ないでしょうか?

平成29年の年間の年金受給金額の最大が、779,300円になりますので、おおよそ70か月(約6年)分納めていない額の受取りが平均となっています。

以前は、国民年金保険料の徴収が緩かった時期もありますので未納の方も多かったのでしょう。現在は、強制徴収に力を入れているので、年収がある方の未納は難しいでしょう。

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老齢厚生年金の平均

こちらも、厚生労働省が発表しているデータを見てみてましょう。老齢厚生年金の1か月あたりの受給金額の平均は次のようになってます。

  • 平成24年度・・・151,374円
  • 平成25年度・・・148,409円
  • 平成26年度・・・147,513円
  • 平成27年度・・・147,872円
  • 平成28年度・・・147,927円

直近の平成28年度の1か月あたりの金額が、147,927円ですから年間約1,775,000円ということになります。あくまで平均なので、個人差はあります。実際は、国民年金保険から厚生年金に移った方も含まれていますので、長年会社勤めしていた方の平均ではないです。

平成28年現在、受取る権利がある方が、約3,600万人いて、年金を受け取っている人は約3,400万人になります。200万人の方は受け取らないで生活をしていることになりますね。うーん、羨ましいです。

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夫婦の平均

老齢年金の夫婦の平均を考えてみましょう。

例えば、夫:厚生年金、妻:扶養の場合は、厚生年金+基礎年金の平均になりますので、平成28年度の場合は203,391円になります。手取り20万円あれば十分でしょうか?

夫婦で厚生年金に加入していた場合は、平成28年度の平均受給金額で試算すると295,854円になります。特に税金は引かれないので、2人で暮らすには十分でしょう。子供にかかる費用も特にないですし、将来の為に貯金もする必要もありませんからね。さらに、日本の場合は医療制度も充実しているので、病院に行って大金を請求されることも、ほとんどないでしょう。

2人とも厚生年金は強いです。

遺族年金

つづいては、国民年金保険、厚生年金保険に加入していた方が亡くなられたときに、生計を共にしていた方に支払われる年金です。支払いの対象は、子供のいる配偶者又は、子供になってます。子のいない配偶者は受取れませんのでおぼえておきましょう。

こちらも、国民年金保険に加入していた方が、『遺族基礎年金』、厚生年金保険に加入していた方は『遺族厚生年金』となります。

自分が死んだときのことまで考えたことはなかったですが、子供のいない世帯は配偶者の為にしっかりと保険に加入しておく必要がありますね。遺族年金を受け取れないですから。

遺族基礎年金の平均

こちらも、厚生労働省のデータでみていきます。

  • 平成24年度・・・80,534円
  • 平成25年度・・・80,194円
  • 平成26年度・・・80,404円
  • 平成27年度・・・81,832円
  • 平成28年度・・・82,404円

となっております。年間約98万円の受取りが平均のようです。こちらは、子供の人数や受取が子供の場合などによって金額が違ってきますが、老齢基礎年金分は必ず受取れますので、老齢基礎年金よりも平均が高くなっているということになります。

遺族厚生年金の平均

遺族厚生年金は、厚生年金に加入していた方が亡くなられた場合の遺族年金です。最近の受給金額の平均は

  • 平成24年度・・・87,259円
  • 平成25年度・・・85,913円
  • 平成26年度・・・84,831円
  • 平成27年度・・・85,200円
  • 平成28年度・・・84,694円

となってます。年間約101万円と基礎と比べると若干多いですね。

その他保険に加入して、もう少し多く受け取れるようにしておきたいものです。

障害年金

最後に障害年金の平均受給額を確認しましょう。

ちなみに、障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
障害年金には「障害基礎年金」「障害厚生年金」があり、病気やケガで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」、厚生年金に加入していた場合は「障害厚生年金」が請求できます。

障害基礎年金の平均

国民年金保険加入者が条件を満たせば受け取れる年金の平均になります。

  • 平成24年度・・・73,479円
  • 平成25年度・・・72,607円
  • 平成26年度・・・71,995円
  • 平成27年度・・・72,565円
  • 平成28年度・・・72,453円

障害年金は、障害1級、2級、子供の人数によっても変わってきますが、平成29年度の場合は基本年額779,300円受給できます。1か月、64,941円となります。

障害厚生年金の平均

  • 平成24年度・・・104,850円
  • 平成25年度・・・103,175円
  • 平成26年度・・・101,906円
  • 平成27年度・・・102,630円
  • 平成28年度・・・102,398円

こちらも、障害基礎年金と同じく、条件によって受給金額は変わってきますが、障害基礎年金の方が受取り金額は大きいです。年間約121万円になりますので、障害基礎年金の平均受給金額よりもおおよそ、40万円も多いです。

これを考えると、働けなくなった時の保険にしっかりと入っておいた方がよさそうですね。特に、配偶者や子供がいる家庭は絶対ですね。

まとめ

最近の年金の平均受取り金額は、いかがでしたか?想像よりも多いですか?少ないでしょうか?

老齢基礎年金の受取り金額が年間約78万円ですから、65歳から年金を受け取って、75歳を超えてくるとようやく、納めていた金額よりも多く受け取る事が可能になるんですね。

あくまで、現在の試算であって、今後どのようになるかわかりません。年金だけに頼らず、いろんな収入源を確保していかないと、いざという時に困ります。今後、資産運用や副収入の方法なんかもご紹介できればと思ってます。

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